2010年09月19日

Coffee Break27 虹・ノア契約(創世記9章)



 それで、神はノアとその息子たちを祝福して、彼らに仰せられた。
「生めよ。ふえよ。地に満ちよ。(創世記9章1節)
 野の獣、空の鳥、──地の上を動くすべてのもの──それに海の魚、これらすべてはあなたがたを恐れておののこう。わたしはこれらをあなたがたにゆだねている。(2節)
 生きて動いているものはみな、あなた方の食物である。緑の草と同じように、すべてのものをあなたがたに与えた。(3節)


 箱舟から出てくることができたノアは、神に、祭壇の上で全焼のいけにえをささげました。
 神はそのなだめのかおりを喜ばれ、心の中で、わたしは、決して再び人のゆえにこの地をのろうことはすまい。決して再び、わたしがしたように、すべての生き物を打ち滅ぼすことはすまい。と思われ、冒頭の言葉を仰せになったのです。


「あなたには希望がありますか」と訊ねられたら、私はもちろん「あります」と答えます。自慢でもなんでもありません。このブログを読んでくださっているあなたも、「あります」とお答えになるでしょう。
 将来の希望、良い仕事を持つ希望、好きな人との結婚の希望、子どもへの期待、車がほしいとかコンサートに行くとか、海外旅行とか留学とか、誰かと食事に行く、大小さまざまな希望があるでしょう。

 人間の歴史を見ると、けっこう悲惨に見えます。戦争、災害、飢餓、伝染病、国々の盛衰、抑圧。
 今この日本では、人々は平等で当たり前、人格を尊重されて当たり前、子どもが大切にされて当たり前、男女は平等で当たり前、貧富の差は埋められて当たり前。お腹いっぱい食べて当たり前。でも、このような当たり前は、わずか50年前までは、日本でも存在しなかったものです。

 このように泰平繁栄の世の中に生きて、最高の医術と最高の栄養と良好な生活環境で生き延びているように見えるわたしたちも、個人的にはきつい坂道を上るときもあるのです。頑張って、這いつくばって、耐え忍んで生きて、いつかは死ぬのです。それを、直視しないまでも、「知らない」人はいないのです。


 ひょっとして、わたしたちの心には、希望を持つ、楽観的になるDNAがあるのではないでしょうか。
 
 ノアの話は、神が一度、地上を滅ぼされたことをわたしたちに教えてくれます。
 
 ところが、選ばれて箱舟に避難させてもらったノアは、新しい地上に出てきたとき、神さまに祝福していただいています。
 神は、最初の人間アダムをお造りになったときと同様に、ノアとその家族、選ばれて生き残った動物たちに、おっしゃったのです。

「生めよ。ふえよ。地に満ちよ──」

 そして──。

「さあ、わたしはわたしの契約を立てる。すべて肉なるものは、もはや大洪水の水では断ち切られない。もはや、大洪水が地を滅ぼすようなことはない。」(11節)
 さらに神は仰せられた。「わたしとあなたがた、およびあなた方といっしょにいるすべての生き物との間に、わたしが代々永遠にわたって結ぶ契約のしるしは、これである。(12節)
 わたしは雲の中に、わたしのを立てる。それは、わたしと地との間の契約のしるしとなる。(13節)


 が雲の中にあるとき、わたしはそれを見て、神と、すべての生き物、地上のすべての肉なるものとの間の永遠の契約を思い出そう。」(16節)

 わたしたちがを見たときに感じるなんともいえない喜び、明るい気持ちは、このとき、私たち人類を再生してくださった神さまの、この約束のことばが、わたしたちの魂に刷り込まれているからではないでしょうか。

 ノアの子孫であるわたしたち全員の心に、あの時、神さまはを刻印してくださったのではないでしょうか。
 わたしたちは、神様に愛されているという記憶を!




ここでは、新改訳聖書を使っています。
聖書については、このブログのリンク「佐々木先生のサイト」→「聖書を読むぞー19」→「聖書の読み方」→「Bどの聖書が良いか」をご覧下さい。さまざまな翻訳の聖書が紹介されています。




posted by さとうまさこ at 04:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Coffee Break | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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