2010年12月19日

Coffee Break118 マナのつぼ(出エジプト記16章)





 毎日与えると神様が約束してくださったマナを、翌日のために取っておくというのは、「心配性」のなせるわざでしょうが、神様に信頼していない証拠でしたから、神様はお叱りになりました。
 ところが、安息日の前の日には、神様のご命令で二日分を集めることができたのです。この日採取したマナは翌日まで取っておいても、虫もつかず臭くもなりませんでした。
 すると、今度は、食べるものがあるはずの安息日に、マナを集めに出かける人が現れました。これは、もう「貪欲」です。私たちが金銭や富に執着する動機の大部分は、この二つが原因でしょう。

 神様はモーセに命じます。
「それ(マナ)を一オメル(2,3リットル)たっぷり、あなたがたの子孫のために保存せよ。わたしがあなたがたをエジプトの地から連れ出したとき、荒野であなたがたに食べさせたパンを彼らが見ることができるために。」(17章32節)

 それで、モーセはアロンに、つぼを取ってその中にマナを保存するように命じました。つぼは礼拝所のあかしの箱の前に置かれました。

 私たちは自分の力では、心配性や貪欲を克服することができません。さまざまな悪が、ここから生じてくるのです。

 この逸話は、当時は、出エジプトというイスラエル人の物語のなかにあったことです。
しかし、全世界の人たちへのメッセージでもありました。
 人間がいつも明日のことを「心配している者」であること、「貪欲な者」であることを、神様はよくご存知です。

 新約聖書には、有名な次のような祈りがあります。

「日ごとの糧(かて)をきょうもお与え下さい」(マタイの福音書6章11節)

 糧とは、食料を第一として、生きるために必要ないろいろなものを示しています。




posted by さとうまさこ at 04:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Coffee Break | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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