2010年12月27日

Coffee Break126 安息日(出エジプト記20章)




 第四の戒め  20:8   安息日を覚えて、これを聖なる日とせよ。

 これに続く、20章9節には、六日間、働いて、あなたのすべての仕事をしなければならない。
 しかし七日目は、あなたの神、主の安息日である。あなたはどんな仕事もしてはならない。──あなたも、あなたの息子、娘、それにあなたの男奴隷や女奴隷、家畜、また、あなたの町囲みの中にいる在留異国人も──
と、書かれています。
 また、申命記5章13節14節15節にも、安息日について、記されています。

 この理由は、創世記の天地創造のとき、神が六日間働いて七日目に休まれたからです。

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 私がはじめてイギリスに行った頃(1989年)、イギリスの日曜日は、眠ったように静かでした。スーパーマーケットやデパート、商店のほとんどが閉まっていました。私が下宿していた小さな町では、喫茶店やレストランも閉まってしまうのです。せっかくの休みに買い物もできず、外食もままならず、こんなことは日本では考えられない。かき入れ時なのに・・・と思いました。
 平日も午後五時になると、デパートやスーパーマーケットが閉まるので、最初、これは、「勤労者」の権利が完全に保障されている証拠かもしれないと思いました。スーパーマーケットなどのサービス業だからといって、時差出勤で夜まで働かなくて良いわけで、ちょっと感心したのです。日本では過労死などが問題になっていた頃でしたから。

 当時は、クリスチャンではなかったので、これが、もともと聖書から出てきた制度だとは思いもしませんでした。


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 十戒の中で述べられている安息日は、土曜日です。ユダヤ教では、一日は夜から始まるので、厳密には金曜日の夜から土曜日の夜までです。それが、イエス・キリストが復活された日曜日(主日)と、ヨーロッパの地元宗教の「太陽を拝む日」などが混交し、いつしか、日曜日が休日になってしまいました。
 けれども、もちろんユダヤ教では、今でも土曜日が安息日です。


 それにしても、現代を生きる私たちは、全員が同じ日に休むのは無理があります。
 たぶん、じっさいには、これが完全に実行できていた時代はあるのかしらと思うほどです。どんなに単純な社会でも、母親や主婦、看護人、召使は完全には休めません。戦争中なら兵士もそうです。宿屋なら客がいれば、もてなさないわけにはいきません。
 まして、現代のような複雑な社会で、同じ日に全員が休めるはずもありません。

 しかし、この戒めは生きているのです。この戒めの要点は、六日間働いたら一日休むということです。今は週休二日の時代ですが、三千五百年もの昔の時代に、このような安息日の戒めを与えられた神は、偉大な方というしかありません。

 戒めをもう一度読んでください。主人だけでなく、男奴隷や女奴隷、家畜、外国人も、すべて休むよう命じられているのです。



posted by さとうまさこ at 04:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Coffee Break | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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