2011年01月23日

Coffee Break153 幕屋の完成(出エジプト記40章)





 出エジプト記40章の1節から16節は、祭祀に必要な用具、至聖所や聖所、天幕や囲いの板など、幕屋の部分がすべて出来上がり、幕屋が組み立てられていく様子です。神様がその順序、その位置を指示しておられます。
 
 建物が組みあがると、そこにある用具や、幕屋に入る祭司を聖別します。

 最初に建物と、そこに入れるすべての用具を、油を注いで聖別します。
 次に、祭司となるアロンとその子たちに、装束を付けさせて聖別します。
 聖別とは、聖書用語です。物や人を、神様のために取り分けることですが、それには儀式がともないます。多くの場合は祭司が、聖別される物や人に油をそそぐのです。この場合は、アロンが最初の祭司なので、モーセが油注ぎをしています。

 あなたは、彼らの父(アロン)に油をそそいだように、彼らにも油をそそぐ。彼らは祭司としてわたしに仕える。彼らが油そそがれることは、かれらの代々にわたる永遠の祭司職のためである。(出エジプト記40章15節)
 モーセはそのようにした。すべて主が彼に命じられたとおり行なった。(16節)


 モーセはアロンやアロンの子たちに油をそそいで、神様の御用を勤める祭司として聖別したわけです。のちに、イスラエルが王制を取り入れる時、ときの預言者サムエルが、最初の王サウルを神の声を聞いて選び、油を注いで王にしています。(Tサムエル記10章1節) また、二代目の王ダビデもサムエルが油をそそいで王にしたのです(Tサムエル記16章12節13節)。王もまた神の御声に聞き、その御心を行なわなければならない、つまり神の御用をするために選ばれた人たちだったのです。


☆☆☆☆


 祭司が、幕屋で神とお会いするのは、ソロモンがBC10世紀にエルサレムに神殿を建てるまで続きました。祭司職が、アロンの子孫に世襲されること、レビ族が祭祀に関わることも、その後続けて行なわれました。
 
 モーセはそのようにした。すべて主が彼に命じられたとおりに行なった。(出エジプト記40章16節)

 主がモーセに命じられたとおりであるが、繰り返し出てくることに注目したいと思います。(21節、23節、25節、27節、29節、32節)
 幕屋のたたずまいは、モーセの考え、制作建築に関わった人たちの感性や考えではなく、すべて、主が命じられたとおりであったと、強調しているのです。

 また、幕屋と祭壇の回りに池を設け、庭の門に垂れ幕を掛けた。こうして、モーセはその仕事を終えた。(33節)
 そのとき、雲は会見の天幕をおおい、主の栄光が幕屋に満ちた。(34節)

 モーセは会見の天幕に入ることができなかった。雲がその上にとどまり、主の栄光が幕やに満ちていたからである。(35節)



 イスラエルの民が一致団結して、知恵と力と財力のかぎりを尽くして、神・主のお命じになったとおりに幕屋を完成させたことを、主がお喜びになったのです。
 イスラエル人は雲が幕屋から上った時に、旅立ったのです。その後、彼らが荒野で旅をしている間、彼らはいつも、雲が上がるときに旅立ちました。

 イスラエルの全家の者は旅路にある間、昼は主の雲が幕屋の上に、夜は雲の中に火があるのを、いつも見ていたからである。(38節)
 これは、出エジプト記最後の40章、最後の38節です。十戒をいただき、幕屋が完成し、祭司制度も出来上がりました。しかし、荒野の旅までに、まだ、することがありました。







       聖書は新改訳聖書を
       使わせていただいています。




posted by さとうまさこ at 04:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Coffee Break | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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