2011年01月30日

Coffee Break160 祭司職(レビ記8章10章)




 ついで主はモーセに告げて仰せられた。(レビ記8章1節)
「アロンと彼とともに入るその子らを連れ、装束、そそぎの油、罪のためのいけにえの雄牛、二頭の雄羊、種を入れないパンのかごをもって来、(2節)
 また全会衆を会見の天幕の入口に集めよ。」(3節)


 アロンとその子たちの祭司任職の儀式は、全会衆の前で行なわれたのです。
 それは、続く5節から36節まで、つまり8章ぜんぶを費やして記されています。

 まず、モーセはアロンとその子らを、水で洗います。
 つぎに、アロンに祭司の装束を着けていきます。

 長服を着せ、飾り帯を締めさせ、その上に青服をまとわせ、さらにその上にエボデを着けさせ、エボデを帯で締め、
 胸当てを着けさせ、その胸当てにウリムとトンミムを入れた。また、彼の頭にかぶり物をかぶらせ、かぶり物の前面に、金の札すなわち聖別の記章をつけさせた
(6節〜9節)のです。

 それから、幕屋の中とそこにあるすべてのものに、そそぎの油を掛けて聖別し、祭壇と祭具を聖別し、アロンやその子たちの頭から油を掛けて、聖別するのです。さらに、罪のためのいけにえと全焼のいけにえを定めの手順でほふるのです。ささげ物をし、食事をし、その後も、まだ儀式は続きます。
 
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 神と民とを仲立ちする祭司の任務は、とても重く大きいものでした。
 聖書では、主役は神だというのは、何度か書きました。同時に、私たちが聖書を読むとき、留意しなければならない大切なことは、神様は、人間とは格の違う高いお方なのだということです。聖書の神様は、人間より少しばかり偉い方などではないのです。天地すべてを総べておられる全知全能の方なのです。

 幕屋は、その神が人に近づいてくださる場所ですから、大変神聖な場所でした。その祭儀を行なう祭司は神聖な職業でした。アロンとその子の任職の儀式が、全会衆を集めて行なわれたのは、当然だったのです。
 民は、祭司任職のものものしい儀式を見ることで、神の神聖、神礼拝の厳粛さを実感することになったでしょう。

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 さて、アロンの子ナダブとアビフは、おのおの自分の火皿を取り、その中に火を入れ、
 その上に香を盛り、主が彼らに命じなかった異なった火を主の前にささげた。(レビ記10章1節)
 すると、主の前から火が出て、彼らを焼き尽くし、彼らは主の前で死んだ。(2節)


 これは、火の上に盛った香が、定められた調合法に従ったものではなかったから(出エジプト記30章34節〜38節参照)神の怒りに触れたのだと、言われています。ナダブとアビフはわざと規則を破ったのではなく、まだ祭司職に慣れていなくてミスを犯したのかもしれなかったのですが、神はそのような間違いも見逃されなかったのです。

 その理由については、次回に見てみましょう。





 
posted by さとうまさこ at 04:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Coffee Break | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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