2011年04月28日

Coffee Break243 モーセの解任とヨシュアの叙任(民数記27章12節〜23節)

 

 ついで主はモーセに言われた。「このアバリム山に登り、わたしがイスラエル人に与えた地を見よ。(民数記27章12節)
 それを見れば、あなたもまた、あなたの兄弟アロンが加えられたように、あなたの民に加えられる。(13節)
 
 「あなたの民に加えられる」とは、聖書の中では、死ぬことの慣用的な言い方です。すでに死んだ先祖たちの中に入るのです。私たちは、一足先に、アロンが死んだ記事を読みました。(民数記20章23節〜29節)


 そして、いま、神は、モーセにも、終わりが近づいたことをお告げになったのです。これは、モーセの寿命の終わりですが、同時に、民のリーダーとしての役割の終焉です。
 その理由は、はっきりしています。ツィンの荒野で、民が水を求めた時、モーセとアロンは主の命じられたように、岩に命じて水を出さなければならないのに、杖で岩をたたいてしまったことでした。間違ったやり方でも、水は出たのですが、主はそのとき、仰せになったのです。

「あなたがたはわたしを信用せず、わたしをイスラエルの人々の前に聖なる者としなかった。それゆえ、あなたがたは、この集会を、わたしが彼らに与えた地に導きいれることはできない。」(民数記20章12節)

 モーセは、もとより、覚悟ができていました。モーセの心配は、自分の死後、リーダー不在になることだけだったと思われます。

 そこで、主にお伺いを立てるのです。

「すべての肉なるもののいのちの神、主よ。一人の人を会衆の上に定め、(16節)
 彼が彼らに先立って出て行き、彼らの先立って入り、また彼らを連れ出し、彼らを入らせるようにしてください。主の会衆を、飼う者のいない羊のようにしないでください。」(17節)
 
 主はモーセに仰せられた。「あなたは神の霊の宿っている人、ヌンの子ヨシュアを取り、あなたの手を彼の上に置け。(18章)
 彼を祭司エリアザルと全会衆の前に立たせ、彼らの見ているところで任命せよ。(19節)


 モーセの後継者は、主によって、ヌンの子ヨシュアと決められました。
 ヨシュアは、イスラエルの民が、初めて、荒野で、遊牧の民アマレクに攻められた時、モーセが指揮官に選んだ若者でした。(出エジプト記17章) その後、モーセの部下として陰のようにつき従い、十戒を受けるため、モーセがシナイ山に入ったときも、聖域ぎりぎりのところまでモーセの供をしています。(出エジプト記24章12節13節)

 ヨシュアは、また、十二人の斥候の一人としてカナンを偵察に行ったとき、エフネの子カレブとともに、その地を取ることができると、積極的な見解を出しました。ほかの十人は、カナン人が大柄なことやその町の城壁が堅固なことなどから、カナンに入ることはできないと、悲観的な意見を述べ、民を失望させ、主の怒りを招きます。


 神は続けて仰せになります。

 あなたは自分の権威を彼(ヨシュア)に分け与え、イスラエル人の全会衆を彼に聞き従わせよ。(民数記27章20節)

 モーセは主が命じられたとおりに行なった。ヨシュアを取って、彼をエリアザルと全会衆の前に立たせ、(22節)
 自分の手を彼の上に置いて、主がモーセを通して告げられたとおりに彼を任命した。(23節)
 

 このようにして、神様は、エジプト脱出以来、民を指揮してきた預言者モーセを解任され、ヨシュアを叙任されたのです。
 




posted by さとうまさこ at 04:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Coffee Break | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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