2010年12月02日

Coffee Break101 パロとの交渉・しるしと不思議(出エジプト記5章7章)




 主はモーセに仰せられた。「見よ。わたしはあなたをパロに対して神とし、あなたの兄アロンはあなたの預言者となる。」(出エジプト記7章1節)

 モーセが主に「わたしは口下手です」と訴えたことに対し、神は、モーセに一段と高い立場をお与えになりました。パロに対して、モーセは神で、アロンはその預言者だというのです。これまでは、モーセが神の預言者で、アロンはいわばモーセの助手でした。
 これは、名前がワンランク上がったといったことではありません。神が仰せになったのですから、権威があります。
 もちろん、神の権威には裏付けもあります。神は、パロの頑なな気持ちを変えるために、エジプトでたくさんのしるしと不思議を行なうと約束してくださいました。

 わたしが手をエジプトの上に伸ばし、イスラエル人を彼らの真ん中から連れ出すとき、エジプトはわたしが主であることを知るようになる。(7章5節)

 パロは「主とは何者か、私は主を知らない」(5章2節)と言ったのですから、この主のことばは、モーセにとても大きな励ましとなったでしょう。
 それで、モーセは自信を回復して、パロのもとに行くのです。

 主はモーセに約束したとおり、パロの前でふしぎを行なわれます。

 モーセとアロンがパロのところに行き、主が命じられたとおり行なった。アロンが自分の杖をパロとその家臣たちの前に投げたとき、それは蛇になった。(10節)

 パロはすぐに、お抱えの呪術者を呼びました。なんと、呪法者たちも同じことを行なって杖を蛇に変えたのです。このようなふしぎのいくつかは、当時神でなくても行なえたのでしょうか。呪術者たちの行なったことは、ふしぎではなく、奇術だったのでしょう。
 ところが、アロンの杖の蛇は、呪術者たちの蛇をのみこんでしまったのです。

 パロや呪術者たちが驚いたのは、言うまでもないでしょう。けれども、さすがにエジプトのパロです。それくらいのことでは、「負け」を認める気配もありませんでした。
 
 主はモーセとアロンに命じて、つぎのしるしと不思議を行なうように仰せになりました。ホレブで約束された、ナイルの水を血に変えるしるしでした。

 モーセとアロンは主の命じられたとおりに行なった。彼はパロとその家臣の前で杖を上げ、ナイルの水を打った。すると、ナイルの水はことごとく血に変わった。(20節)
 しかし、エジプトの呪法師たちも彼らの秘術を使って同じことをした。それで、パロの心はかたくなになり、彼らの言うことを聞こうとしなかった。主の言われたとおりである。(22節)
 
 「神の行う不思議だというが、それがどうした。自分の方もそれくらいのことはできる」と、パロはかえって、傲慢に、かたくなになったのでした。

 神はつぎのしるしと不思議を行なうよう、モーセに仰せになります。




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posted by さとうまさこ at 04:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Coffee Break | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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