2011年02月08日

Coffee Break167 衣服や家のツァラアト(レビ記13章14章)




 ツァラアトは、人のからだの表面に現れるものと、人以外の物──衣服、織物、編み物、革製品、家など──の表面に現れるものがありました。
 物の表面にできるツァラアトとは、「その患部が緑がかっていたり、赤みを帯びたりしているなら、衣服でも、皮でも、織物でも、編み物でも、また、どんな皮製品でも、それはツァラアトの患部である。それを祭司に見せる。」(レビ記13章49節)
 祭司は患部を調べ、それを七日間隔離する。七日目にその患部が広がっている時は、それは悪性のツァラアトで、汚れている。(51節)
 そこで、これらの品物は焼かれると書かれています。

 しかし、七日間隔離した後、それが広がっていないのなら、祭司の命令で、その患部のあるものを洗い、さらに七日間それを隔離する。もう一度祭司がそれを調べて、患部が変わったように見えなければ、その患部が広がっていなくても、それは汚れていると判断されるので、火に焼かれなければならない。とあります。

 反対に隔離の間に、薄れていた場合、その部分を衣服や物からちぎり取ります。
 そのあと、汚れた部分をちぎり取ったにもかかわらず、その同じものにツァラアトが現れたなら、再発であると見なして、その物を焼くのです。

 しかし、洗ったあと患部が消えていたら、もう一度洗えば、きよいと宣言されました。

☆☆☆☆


 衣服や織物、皮製品に現れるこうしたツァラアトは、今なら、カビだと判断できます。いわゆるからだの垢や手垢などの汚れ、泥や汚物によるよごれは、原因が見えますが、カビの原因は見えないので、「わかる汚(よご)れ」とちがって「汚(けが)れ」だとされ、祭司の判断を仰ぐことになったのでしょう。
 汚れているか(火で焼くか)、きよいかは、祭司が律法に従って判断するのです。


 同じことが家についても決められています。

 わたしがあなたがたに所有地として与えるカナンの地に、あなたがたが入り、わたしがその所有地である家にツァラアトの患部を生じさせ(レビ記14章34節)、
 その家の所有者が来て、祭司に、そのような患部が現れたと言って、報告するときは(35節)
 祭司はその患部を調べに入る前に、その家をあけるよう命じる(36節)


 このような書き出しで、住まいのツァラアトが述べられているのですが、ここで注目すべきことは、これは、将来カナンに入った時に起こりうる出来事として与えられていることです。荒野の生活では、移動か宿営(キャンプ)なのですが、宿営の時でも天幕だからです。

 家にカビが生えるのは、よくあることですからあらかじめ、律法の細則に入れたのでしょう。
 家は移動して隔離することはできませんから、家の人を出して、七日間、家を閉じておくのです。 それでも、家に患部が残っていたら、その患部のある、石を取り出して、町外れに捨てます。壁を削りその削った土も捨てます。それから、壁を塗りなおしますが、そのあと、また家に患部が生じたら、それは悪性のツァラアトなので、家をこわして石と材木と土を全部、町外れに捨てるのです。

 しかし、塗りなおされたのち、患部が広がっていないなら、祭司がそれを見て「きよい」と宣言することになっています。

 カビにも良いカビがあるとはいえ、たいていのカビは、風通しの悪い不潔なところに発生します。このような教えは、衛生状態に注意させ、健康的な生活環境を保全するため、わざわざ神さまが、民に下さったものでしょう。




 体調を崩して2日間、Coffee Breakをお休みさせていただきました。
    なるべく、お休みなしに書きたいと思っていますので、
    よろしくお願い申し上げます。  さとうまさこ
   





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posted by さとうまさこ at 04:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Coffee Break | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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