2011年03月06日

Coffee Break193 イエス・キリストへの信仰(新約聖書ヘブル人への手紙9章10章)




 私たちは、罪ある自分をどんなに悔やんでも、自分をささげて贖うことはできません。対人関係ならば、そのような考えがいかにも正当であるかのように、思われる時もあります。目には目。歯には歯、手には手(出エジプト記21章24節)の前の23節に、殺傷事故があれば、いのちにはいのちを与えなければならないと記されています。しかし、神様への罪は大きすぎて、本来、代償になるものがないのです。
 神様から弟アベルを殺したことを咎められたカインは、一転、神様に泣きつきます。

「私のとがは、大きすぎて、にない切れません。」(創世記4章13節) 

 カインの物語は、弟殺しという例を挙げて、私たち人類の罪についても語っているのです。私たちは、自分の罪をじつは、にないきれないのです。
 そうして、さまざまなささげ物をささげるようになったのです。それは、偶像の神を拝んでいた人たちもそのようにしていたことでした。子どもをささげるなど、いくら人権感覚がない時代でも、やはりいちばん大切なモノをささげなければいけないとの思いがあったからではないでしょうか
 しかし、自分で作った偶像に、自分で計算の合うささげ物をささげて、神様がご機嫌を直してくださったなどと思えるような感覚は、そもそも、神を侮っているのです。

 アブラハム・イサク・ヤコブの神、「わたしはある」といわれる神は、ご自分がエジプトから救い出したイスラエルの民に、ご自分はそのように、人間の都合に合わせた神ではないと、教えられ、厳しい祭祀儀礼や律法をお与えになったのです。

 
☆☆☆☆

 レビ記で事細かに定められたささげ物規定や、律法は、だから、それで神の基準をまっとうするものではなく、限りなく神の真実な姿を知るためのしるべだったのではないでしょうか。
 もちろん、神ご自身そのことをご承知だったでしょう。

 ヘブル人への手紙9章12節への続きは、つぎのようになっています。
 
 もし、やぎと雄牛の血、または雌牛の灰を汚れた人々に注ぎかけると、それが聖めの働きをして肉体をきよいものにするとすれば、(ヘブル人への手紙9章13節)
 まして、キリストが傷のないご自身を、とこしえの御霊によって神におささげになったその血は、どんなにか私たちの良心をきよめて死んだ行いから離れさせ、生ける神に仕える者とすることでしょう。(14節)
 こういうわけで、キリストは新しい契約の仲介者です。それは、はじめの契約の時の死が実現したので、召された者たちが永遠の資産の約束を受けることができるためなのです。(15節)


 やぎや雄牛の血でも聖めの働きをするなら、まして、神であるキリストが(やはり神である)御霊によって神にささげたその血の効力はどれほどのものでしょうと、ヘブル人への手紙の著者(バルナバ、パウロ、アポロなどの名前が挙がっていますが、ほんとうのところはわからないようです)は、言うのです。
 キリストによって、はじめて、次善のささげ物では実現しなかった完全な罪の許しが完成し、神の御許への道が開かれたのです。それが、はじめの契約の死によって、永遠の資産の約束を受けると言う意味です。 

 また、すべての祭司は毎日立って礼拝の務めをなし、同じいけにえを繰り返しささげますが、それらは決して罪を除き去ることができません。(ベブル10章11節)
 しかし、キリストは、罪のために一つの永遠のいけにえをささげて後、神の右の座に着き、(12節)
 それからは、その敵がご自分の足台となるのを待っておられるのです。(13節)
 キリストは聖なるものとされる人々を、ひとつのささげ物によって、永遠に全うされたのです。(14節)


 レビ記で示され、以後千五百年間続いた膨大な祭祀儀礼は、キリストがただ一度、十字架の上で血を流してくださることで、完了したのです。

 今、私たちは、動物の犠牲を持たず、祭司を通さず、幕屋を恐れず、いきなり神様のみ前に出ることができるのです。イエス様のお名前で祈りさえすれば、至聖所は私たちの目の前にあるのです。
 信じる信仰だけで救われるのは、シンプルですが、とても感動的な出来事です。
 


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posted by さとうまさこ at 04:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Coffee Break | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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