2011年04月09日

Coffee Break226 進撃(民数記21章)




 イスラエル人は旅立って、オボテで宿営した。(民数記21章10節)
 彼らはオボテから旅立って、日の上る方、モアブに面した荒野にあるイエ・ハアバリムに宿営した。(11節)
 そこから旅立って、ゼレデの谷に宿営し、(12節)
 さらにそこから旅立って、エモリ人の国境から広がっている荒野にあるアルノン川の向こう側に宿営した。アルノン川がモアブとエモリ人との間の、モアブの国境にあるためである。(13節)


「ようやく、イスラエルの軍団と民が動き始めました」
 今の時代のように、ニュースを聞きつけたテレビや新聞のメディアが駆けつけ、中継車やカメラで追いかけていたら、アナウンサーはこのように言うかもしれません。



 イスラエルの民は、パランの荒野でコラの反逆事件があり、大量の死者を出しました。そこで、その地にしばらくとどまって神礼拝と祭儀を徹底し、もう一度、神の民としての国家を、整え直しました。
 その後、ツインの荒野に出たのですが、そこでまた、水の騒動が起きたのです。岩に命じるようにと、神が仰せになるのを、岩を杖でたたいたため、モーセとアロンは神の怒りに触れ、「約束の地に入れない」と宣告を受けるのです。
 さらに、死海の西のコースを取ってカナンに入ることにきめ、エドムの国を貫く幹線道路「王の道」を通らせてくれるよう、エドムの王に申し入れたものの断られてしまいます。
 結果的にエドムの西の国境沿いに北上していきます。アロンは、その途中のホル山で、死ぬことになります。

 これらの宿営地に、それぞれのどれくらいの期間留まっていたのかは、書かれていません。しかし、ミリヤムとアロンの死が記された20章以降、荒野の旅は終盤に入ったのです。


☆☆☆☆


 青銅の蛇によって、いのちを救われたイスラエルの民は、エドムの西の国境にあるオボテから、モアブとエドムの国境を通って、今度はモアブの東側の国境ぞいに北上していきます。イエ・ハアバリムに宿営したあと、そこから旅立って、ゼレデの谷に宿営し、さらにそこから旅立って、エモリ人の国境から広がっている荒野にあるアルノン川の向こう側に宿営した。のです。
 アルノン川の北がエモリ人の領土だったので、モーセは、エモリ人の王シホンに使いを送って、「領土を通らせてください」と頼みます。
 
「あなたの国を通らせてください。私たちは畑にもぶどう畑にも曲がって入ることをせず、井戸の水も飲みません。あなたの領土を通過するまで、私たちは王の道を通ります。」(22節)

 王の道とは、以前、エドムに通行を交渉した道です。シリヤのダマスコからヨルダン川東岸のエドムの領内を通過してアカバ湾に至り、エジプトに向かう重要な通商路で、地中海に沿った「海の道」と対をなすものです。(岩波書店刊、旧約聖書V注釈)

 エドム同様、エモリの王も、イスラエルの通行を許可しません。それどころか、自分の民を集めて、戦闘の用意をして出て来ます。
 ヤハツという場所で、両者は戦いました。その結果、イスラエルはエモリの王シホンに勝ち、ヨルダン川の東岸の地、アルノン川からヤボク川までを占領したのです。

 
 イスラエルがエモリ人の地に住みついたことを聞いた北方のパシャンの王オグは、軍勢を整えて出てきます。

 主はモーセに言われた。「彼を恐れてはならない。わたしは彼とそのすべての民とその地とをあなたの手の内に与えた。あなたがヘシュボンに住んでいたエモリ人の王シホンに対して行なったように、彼に対しても行なえ。」(34節)
 そこで彼らは彼とその子らとそのすべての民とを打ち殺し、一人の生存者も残さなかった。こうして彼らはその地を占領した。(35節)


 主がお許しになったので、イスラエルは順調に勝ち進んで行きました。
 約束の地は、すぐにも手に入るかに見えました。 





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posted by さとうまさこ at 04:00| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | Coffee Break | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
数日前ハッブル望遠鏡が観測した銀河分布のバブル型構造を理解しました。想像を超える規模です。誰もが実感できない数京種の人類型生命がいるはずです。その構造は神がいたとしか思えません。その全てにイエスはいたのでしょうか。????
それともちっぽけなイスラエルだけに????
飲ベイ  ごたごたと ごめんなさい
Posted by 志賀邦範 at 2011年04月11日 01:45
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